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添加物は安全?それとも危険?

近ごろ食の安全に対する関心が高まり、多くの情報が溢れています。
とりわけ食品添加物に関しては「危険だから絶対に食べちゃダメ!」というものから「安全性が認められているから大丈夫!」というものまで様々。
赤ちゃんへの影響がないか不安に思う妊婦さんも多いと思います。
添加物は安全なのか危険なのか、本当のところは一体どうなのでしょうか?

そもそも食品添加物って何?

 

食品添加物とは、その名の通り食品に添加されるもので、保存料・甘味料・着色料・香料などを指します。
添加される理由はその商品ごとに違いますが、主に

 

●保存性を高め賞味期限を延ばす

 

●低コスト・大量生産が可能

 

●着色により新鮮・美味しそうに見せる

 

●加工食品の開発

 

●砂糖の代わりに甘味料を使うことで無糖を謳える

 

●製造過程で失われた栄養を添加する

 

これらの目的によって添加物は使用されます。
大抵の場合は食材よりも添加物の方が安価なため、食材の代用品として様々な商品に積極的に使われているのです。

添加物は安全?危険?

 

添加物に対しては、「よく分からないもの」だと捉えたほうが良いかもしれません。
日本で認可されている添加物は約1500種類。他の国に比べてかなり多い数ですが、それらの作用がすべて解明されているわけではありません。
実際に、危険性が認められて使用禁止になったものが数年後に再び認可されたり、安全とされていたものが使用禁止に変わったりとクルクル対応が変わっています。
いま私たちが安全だと信じているものが、いつ使用禁止になってもおかしくないということですね。

 

そして、この認可される添加物の多さと日本が奇形率トップクラスだということは、少なからず因果があるといわれています。そもそも他の国では使用が禁止されている添加物が、日本では問題なく使用できるというのもおかしな話ですよね。残念なことですが、「日本人は世界のモルモット」だと他の国から揶揄されているのです。

 

また、添加物の中にはジャガイモやトウモロコシを原料に作られるものがありますが、この作物の原産地は不明な場合がほとんどです。どこの国のものか分からないばかりか、農薬や化学肥料まみれだったり、遺伝子組み換え作物である可能性もあります。いくら意識的に国産のものを選んでいたとしても、そんな添加物が入っていたら全く意味がありません。

 

添加物のすべてが危険だという考えは極端ですが、安全だという声もかなりの疑問です。
ひとつ言えることは、添加物は最悪の場合 人体へ悪影響を及ぼすけれど、最善の場合でも人体へのメリットはないということ。添加物をわざわざ摂る必要はまったくないのです。
普段はそれほど神経質にならなくて良いかもしれませんが、妊娠中は赤ちゃんへの影響を考えて、なるべく避けたほうが安心ですね。

添加物が人体に及ぼす悪影響

 

添加物の中には、有害であることが明らかになっているものもあります。
実際の例をみてみましょう。

 

イギリスのリバプール大学で

アステルパーム・MSG・人工着色料(ブリリアントブルー・キノリンイエロー)を組み合わせて摂取することによる神経細胞への毒性作用の実験が行われました。
その結果、複数の添加物が混ざり合うと、ひとつの添加物が単独で及ぼすよりもはるかに大きな影響を与えることが明らかに。


アメリカの環境保護団体EWGにより

アスコルビン酸(ビタミンC)と安息香酸ナトリウム(orカリウム)を混ぜ合わせると、「ベンゼン」という強力な発がん性物質が生成される可能性が指摘されました。


2006年イギリスで
アスコルビン酸と安息香酸ナトリウムの両方が添加された清涼飲料水からベンゼンが検出されて回収騒動に。

同じ年、日本でも調査が行われた結果、同様の商品が見つかり自主回収されています。

 


これらのことから分かるのは、ひとつひとつの添加物は無害でも体内で組み合わされたら有害となる可能性があるということです。どの組み合わせでどんな有害物質が生み出されるのか、すべて解明されていないのも怖いところですよね。

 

また、添加物を恒常的に摂取していると「しょっぱい」「甘い」などの味覚が鈍くなり、塩分や糖分を摂りすぎてしまうという指摘もあります。現代人が味の濃いものを好むのは、これが原因のひとつかもしれません。塩分・糖分を過剰摂取すると高血圧や肥満、むくみの原因になるので、妊娠中は特に注意しましょう。


妊娠中、特に避けたい添加物

 

アステルパーム
カロリーが低く、砂糖の100倍以上の甘さがあることから、多くのダイエット飲料やシュガーレスガムなどに使用されています。
アステルパームの安全性を疑問視する声は多く、動物実験が繰り返されてきました。
その結果、発がん性や奇形の可能性が指摘されましたが、あくまでも大量投与の結果であり常識の範囲で摂る分には問題ないという認識が広まっています。しかし大人であれば神経質になる必要はないかもしれませんが、まだ未発達で影響を受けやすい赤ちゃんに対しても安全だとは言い切れません。
他にも心配なのは、カルシウムの排泄量が増えることと、カロリー0でもインスリンが出る上に依存性が強いため太りやすいということ。ただでさえ妊娠中はカルシウムが不足しやすく、体重管理にもデリケートな時期なので、なるべく避けたい添加物のひとつです。


ステビア
アステルパームと同じように低カロリーで砂糖以上の甘さがあり、ダイエット飲料などに使用されます。
人工甘味料のアステルパームとは違って植物由来の甘味料ですが、この原料植物はかつて避妊薬として扱われていたもの。最近の研究結果で避妊の効果はないと発表されてはいますが、不安は残ります。
高血圧やつわりを悪化させる可能性もあり、妊婦さんとはあまり相性の良くない成分です。



リン酸塩
成分表示には「粘着剤」「乳化剤」「酸味料」「PH調整剤」などと記載され、主にハムやソーセージ、チーズ、ヌードルなどに使用されています。
リンを過剰摂取するとカルシウムとリンのバランスが崩れ、カルシウム不足から高血圧や骨粗鬆症を引き起こしたり、鉄を吸収できずに貧血になったりする可能性があります。加工食品をよく食べる方はリンを摂りすぎている可能性があるので、カルシウムを積極的に摂取しましょう。

 

 

MSG(グルタミン酸ナトリウム)
「調味料(アミノ酸)」、「うま味調味料」などと表記されるものです。
コンソメ、だしの素、ソースなどの調味料、コンビニおにぎり、お菓子などに多く使用されています。
特に中華料理に多量入っていて、実際の健康被害があったことから「チャイニーズレストラン症候群」と名付けられて騒ぎになったことも。
欧米では「NO MSG(MSGを使用していない)」という表示があるほど嫌われている添加物です。
分子が小さく、胎盤をすり抜けて赤ちゃんに吸収されやすいということも問題視されています。



アスコルビン酸(ビタミンC)
酸化防止剤、栄養強化剤として清涼飲料水などに使用されるものです。
安息香酸ナトリウム、または安息香酸カリウムと混ざり合うことで、強力な発がん性物質であるベンゼンが発生します。
アスコルビン酸は栄養補助食品としても使用されていますが、ビタミンCを摂るならなるべく野菜そのものから摂取するようにしましょう。


 

安息香酸ナトリウム
細菌やカビの発生を抑える防腐剤として、飲料、シリアル、低糖製品、肉製品などに使用されます。
また、栄養ドリンクや清涼飲料水にも多く使われています。
上記のアスコルビン酸と混ざり合うとベンゼンが発生することや、喘息を誘発することが明らかになっています。



着色料
着色料には石油由来のタール系色素や鉱石から作られる酸化チランなどの人工着色料と、虫を原料に作られたコチニール色素などの天然着色料があります。
これらは食品に色を付けたり、美味しそうに見せたりする目的で様々な食品に添加されています。
タール系色素の中で注意したいのは、赤色2号、3号、102号、104号、106号、青色1号、緑色3号です。これらは、発がん性やアレルギー反応、不妊の原因になるという理由から使用を禁止している国があるものばかり、中でも赤色106号に至っては使用を認めているのは日本だけです。
だったら天然着色料は安全かというとそうでもなく、2012年に消費者庁からコチニール色素による急性アレルギー症状の可能性が注意喚起されています。



亜硝酸ナトリウム
主に肉製品の発色剤として、新鮮な赤みを出す目的で使用される成分です。
肉や魚に含まれるアミンと反応してニトロソアミンが生成されたり、保存料のソルビン酸とあわせて摂ることによる発がん性が指摘されていますが、基準値以内での使用は許可されています。大人であれば危険性はほとんどありませんが、身体が小さく未熟な赤ちゃんは影響を受ける可能性があります。
できるだけ無添加のものを選ぶことや、調理前に下茹でして添加物を落とすひと手間も大切です。


サプリメントは添加物の固まり?

 

サプリメントを飲みやすい錠剤にするには、賦形剤・保存料・甘味料・着色料などが使用されます。
実際に商品の成分表示を見ると、ほとんどが添加物で有効成分はほんの少ししか入っていないことも多いのです。

 

また、自然のものでなければ栄養素は働かず、人工的に添加された栄養素は人間の防御本能が拒否するという説もあります。

 

サプリメントを飲む必要があるときは、添加物が少なく、天然成分で作られているものを選びましょう。
どれくらい添加物が入っているかは、「内容量-有効成分の総量」で簡単に求められるので、参考にしてみてくださいね。

添加物を外に出すことも大切

 

添加物はあまりにも多くの商品に使用されていて、完全に避けることはほとんど不可能です。
また、食品だけでなく化粧品や歯磨き粉、大気中などからも添加物や有害物質は体内へ入り込み、胎盤をすり抜けて赤ちゃんへ届いてしまいます。
赤ちゃんへ影響が及ばないように、不要な成分はどんどん外に追い出しましょう。
そこで、添加物や有害物質の解毒・排出をサポートしてくれる食材を紹介します。



玄米

玄米に含まれるレシチンという成分には解毒作用があり、添加物の代謝・排出を促します。


ニンニク・玉ネギ

解毒作用を助ける抗酸化物質が含まれています。


アブラナ科の野菜

アブラナ科の野菜(ブロッコリー、ケール、カリフラワーなど)には肝臓の機能を上げて排出をサポートする働きがあります。また、化学物質の発がん効果を抑制する力もあるので、添加物を摂りすぎたと感じたら積極的に摂るようにしましょう。
特にブロッコリーは硫黄が多く含まれ、胆汁を刺激してくれるのでおすすめです。
ちなみにキャベツもアブラナ科の野菜ですが、葉酸の吸収を阻害する性質があるので、妊娠中はあまり摂りすぎない方が良いですね。


食物繊維が多く含まれるもの

食物繊維は添加物に吸着し、便として排出する働きがあります。
食物繊維が多く含まれる野菜や豆類を意識的に摂取するようにしましょう。




外食やコンビニごはんが続いた時には、意識的にこれらの食材を摂取すると良いですね。
ハムやウインナーなどの加工食品をよく食べる方は、リンを摂りすぎていてカルシウム不足になっている可能性があるので、積極的にカルシウムを摂取しましょう。
唾液には添加物を中和し、人体への影響を抑える働きがあるので、よく噛んで食べることも効果的です。



まとめ
添加物はすべてが有害ではありませんが、安全性を信用しすぎないことが得策です。

他の国で使用を禁止されているものが日本では許可されていたり、相乗すると有害になることが分かっている物質も単体なら安全だから大丈夫といわんばかりに使用許可していたり、
首を傾げたくなるところが多々あります。
妊娠中は、赤ちゃんへどんな影響があるか分からない添加物はなるべく避けるようにしましょう。
摂取してしまった添加物を排出するために、食物繊維やブロッコリー・ケールなどを摂ることも大切です。これらを効率良く摂取できる青汁もおすすめですが、飲むならもちろん無添加のものを選びましょう。



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